2007/03/01

技術情報

Ciatec Information

2007年3月 No.53

■No.53 「土壌汚染調査機器の他用途への有効活用のご紹介」

『土壌汚染調査機器の他用途への有効活用』のご紹介

皆様におかれましては、ますますご発展のこととお喜び申しあげます。
日頃は格別のご愛顧を賜り、ありがたく厚く御礼申しあげます。

今回は、弊社が土壌汚染調査機器を他の用途に有効活用している事例をご紹介します。

平成15年2月に土壌汚染対策法が施行されました。弊社はお客様のニーズにお応えして土壌環境ビジネスを幅広く展開してきましたが、土壌汚染調査を効率よく実施するために、土壌汚染調査用に開発された「自走式ボーリング機」と「簡易サンプリング機」を逸早く導入し、効果をあげてきました。

土壌汚染調査専用機器は、そもそも土壌もしくは地下水を効率よく的確にサンプリングすることを目的に開発されたものです。弊社は、この特徴を生かし、土壌汚染調査のみならず一般の土質調査にも活用して調査の効率化に効果をあげています。

調査機器の特徴と土壌汚染調査以外の活用事例は、下表のとおりです。

調査機器自走式ボーリング機簡易サンプリング機
機能 ・ 所定の深度まで特殊サンプラーを
  打ち込み土壌もしくは地下水を
  サンプリングする
・ 深度は、10~20m程度
・ サンプラーを小型油圧ハンマーで
  打ち込み、表層土壌を
  サンプリングする
・ 深度は、3~5m程度
特徴 ・ 打撃式のため通常ボーリングより効率的
・ 自走式のため移動が効率的
・ 設備が簡易なため手軽に作業が可能
・ 狭隘な箇所でも作業が可能
土質調査への活用 ・ 地層構成の確認
(通常ボーリング調査の補完)
・ 変化の著しい支持層の確認
・ 地下水観測孔の設置
・ 狭隘表層土壌の確認
・ 手掘サンプリングの代用
・ 地盤改良配合試験のサンプリング

弊社は、お客様の目的に叶い、しかも経済合理性に優れた土質調査をご提案いたします。土質調査をお考えのお客様におかれましては、効率化を可能にする土壌汚染調査機器を有する弊社にご相談いただきますよう宜しくお願い申し上げます。

※PDFファイルが別ウインドウで開きます。