2008/09/01

技術情報

Ciatec Information

2008年9月 No.062

■No.62 「地質データ管理システム」のご紹介 

皆様におかれましては、ますますご発展のこととお喜び申しあげます。
日頃は格別のご愛顧を賜り、ありがたく厚く御礼申しあげます。

今回は、住友化学愛媛工場で構築中のGIS(地理情報システム)を用いた「地質データ管理システム」について、ご紹介いたします。

本システムは、地質調査データを地図と関連付けて登録することにより、地図上で情報検索を行い、
すばやくデータを探し出すことができます。また、地質を三次元で管理し、地質構造を的確に把握する
ことができます。
本システムは地質データを有効に活用できるシステムであり、次にあげるメリットを有しています。

  • 紙データと異なり、劣化、消失が無く保管スペースが不要である。
  • データをサーバーにて一元管理すると共にネットワークで利用できる。
  • 全ての最新情報を一元管理することができるため情報活用に際して漏れがない。
  • 周辺の地盤情報から地質構造を三次元で推定できるため、最適な調査計画、起業予算の精度向上が期待できると共に、条件によっては調査費用の低減を図ることができる。

弊社がお客様に提供するサービスには、次のようなものがあります。

  • お客様の地質データを弊社のサーバーの本システムに登録しお客様に代わって管理すると共に、ご要望に応じてタイムリーに必要なデータをメール等でご提供いたします。
  • お客様が本システムを導入し直接活用される場合は、お持ちの紙データからシステムを構築し、お客様のサーバーに登録いたします。
  • 本システムを利用されるお客様の敷地の地質調査を弊社が実施する際には、納品時に弊社が管理するサーバーのシステムに、またはお客様が管理するサーバーのシステムに追加登録いたします。

本システムの詳しい内容については、遠慮なくご連絡ください。また、弊社は、本システムに限らず、地盤に関するあらゆるご相談に応じさせていただいております。何なりとご用命ください。

※PDFファイルが別ウインドウで開きます。