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CIM/3次元モデル

CIMとは

CIM(シム)とは、Construction Information Modeling(コンストラクション インフォメーション モデリング)の略称で、土木構造物を3次元モデルで構築し、計画・調査・設計・施工・維持管理まで情報共有することにより、建設事業全体の生産性向上を図れる。構造物の属性データのほか、地形や地質といった事前環境条件を加えることも可能。

シアテックは、基本計画・設計、測量調査といったあらゆる場面で、3次元データを活用しています。

【設計】砂防えん堤(ダム)設計での3次元モデル活用

砂防施設の完成形を可視化したモデルを作成し、
関係者(発注者および地元住民)との合意形成のための資料として活用します。

【調査】3次元地盤モデルの作成

3次元地盤モデル

ボーリング調査結果に基づく地層図の3次元モデルを作成し、
土木・建築構造物の基礎部分を重ねることにより、基礎地盤への根入れ確保を可視化します。

【測量】音響マルチビームによる水中の地形測量

赤色部分:浚渫範囲(海底にある土砂を取り除く範囲)

海底地形の3次元データを取得することで、計画水深を確保するために必要な浚渫範囲の設定から土量算定を行います。

施工ステップのモデル化

※動画は、橋梁架替工事の施工ステップ

工事が複数年に及ぶ施工ステップを、時系列ごとに3次元モデルにて作成。
年次ごとの施工進捗や工事中の迂回路など、関係者(発注者および地元住民)との合意形成のための資料として活用します。

シアテックインフォメーション